コロナ禍は戦禍なのかもしれない…
- Bennie
- 2021年4月7日
- 読了時間: 3分

スタジオ(=フィットネスクラブ)の月会費の値上げでとても嫌な思い!
「こんな時だからこそ民主主義!」とか私なりに徹底的に反抗するためSNSを片っ端からチェック!
クラブを罵るような誹謗中傷は論外として
ジム会費の「コロナ値上げ」という憂き目に遭う私と同じような人が日本国内全体にかなりの数、いることがわかりました!できるだけの抵抗をしてみる、という一心でほぼすべての投稿にRepをつけました
私の気持ちに共感してくださる方からお返事をいただき、すべてのコメントに感謝の念が湧いたと同時に私なりに値上げについてどう解釈すればスタジオでの活動を継続できるかをじっくり考えてみました
「値上げされると苦しい!けど、私は未来の健康のための投資だと思って続ける!」
(ゴルフは交際費にできるのになんでフィットネスクラブはできないの?とか医療費控除の可能性も調べるには調べた)
こう決めたとはいえ、心が落ち着くまで若干の時間を要しました
いつも行ってるカフェで超有名ブランドのバッグのお客様には裏地がついたいいバックケースを
私のバッグは100均のA4書類ケースを差し出され「どうぞ」「は?」逆鱗に触れたー!
確かに前者のブランドほどまだ、地元では知られてないバッグだけど…
ずっと前から私のエチオピアンシープスキンを分かってもらえてるカフェだと思っていたので今日のバッグケースのことはがっかりでした!弱り目に祟り目…まぁ、私の不機嫌にも起因していると思いますけど
その負のループの勢いで「超有名ブランドのバッグ、いくらなのか値段を観に行ってやる!」というまさにひねくれた気持ちでデザートをキャンセルして、食事もさっさと済ませ、カフェから超有名ブランドのお店へ移動
そこで観たものは…
バッグのパレード…さすがに気が晴れました!見せていただくだけで恐れ入ります…
そのズラーっと並べられたバッグから連想したものが
向田邦子さんの作品、字のない手紙とか父の詫び状とか………
疎開先でホームシックになった妹が家に帰ってくるとき、妹を元気にしたいという気持ちで確かかぼちゃを並べたんだった!
(私には上蒲刈島でいただいたデコポンをならべた写真しかなかったけれど)
食べ物に不自由していた当時、かぼちゃなんかはもっと実が大きくなってから採るんだったけれど
妹に少しでも元気になってほしいから、実は片っ端から採ってきて並べて妹の帰りを待ってた、いろんな大きさ、形のかぼちゃを並べて、と読んだ気がします
向田邦子さんの子ども時代は「戦争」
今の私たちが生きてる時代は「コロナ禍」
どちらも頑張っていることに変わりはない
私たちはひょっとすると向田邦子さんの子ども時代と同じくらい大変な時代を生きているのかもしれない
値上げ、バッグ…最初は「怒り」というネガティブなエネルギーだったんだけど
そもそもバッグのお店に行くという予定はなかったのに、腹いせに行ってみると
素敵なバッグを惜しみなくたくさんたくさん見せてくださり、写真も「どうぞ」との寛大さでした
その計らいにとても感動してしまって、さすがに「そろそろ機嫌を治そうか…」という心境に…
帰宅してみると大学にお勤めしてた頃に知り合ってた若者からメッセージ
「喜怒哀楽の総量が人生の豊かさに繋がる」と…
これを受け取って「年功序列」っていう概念、やめました
私の方が年上だけど、こうしてかなり年下から教えてもらっているから
いつ誰に助けられるかわからないのに「私の方が年上だ!」なんて見栄を張るのはナンセンス
今は「生きる選択」をすること&元気を出すことが何よりも大事だけど
この大変な時代を乗り越えたら、もっとファッションをのびのびと楽しめるいい時代をつくっていきたいなぁ…
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