gap

今日は日曜だけど、朝、FMで藤倉大さんがLonging from afarのお話をされるから

絶対、寝坊できない！

その思いが強すぎて、昨夜から一睡もできてない…おかげでしんどい

FMを聴きながら私の頭の中は

「夢を叶える人は行動してるんだよー！藤倉大さんがそうじゃないのー！」

そういう思いでいーっぱい！

外出自粛要請が出たらお家で大人しくしているだけの私

素直すぎるんだよー！

藤倉氏はパンデミック当初から山田和樹氏を巻き込んで

YouTube対談をなさり、その中で

「こんな時だからこそ、できること…」と言って今回のLonging from afarを作曲

こういう作曲家に生命力、感じません？私は感じます！

いやぁ、私はそれをこうして様子を見せてもらうことはできても

パンデミックにすっかりビビって完全に萎縮している…

あえて言うならば、Longing from afarもそうなんだけど

音楽という切り口を通してでも

「感じ方、受け止め方はは人それぞれ」ってことがわかるよねー！

同じ曲なのにその時その時で全然違って聞こえるでしょ？

だから不確定性の音楽なんだってば…　寝てないから不機嫌…

まぁ、藤倉大氏は世界級だから、ありがたくお勉強させてもらいましょう

くらいの熱量でいかないとまた若い頃のように燃え尽きてしまう

だから音楽学の出身者として彼とのgapに苦しまない　彼は先生です！

そのgapは完全に過去のもの、無用の長物

そうよね？ロックダウン中に対談全編＆作品をリアルタイムで目撃できたこと

これが強運、始まりなのかも！？これからの音楽をもっと知っていくことにする！

もう、音楽の勉強なんて懲り懲りだと思って学校を出た私が

それでも今朝は寝坊せず、いや、徹夜して放送を待って聴いたこと

ここが大事！

だって、まだ、現代音楽への興味・関心、憧れが死滅してない証拠だもの

学生時代は勉強以外の悩みが多すぎた

純粋に音楽とか学問を楽しむ余裕がなかった…集中できなかった

今は、学位も要らない、論文も書かない

「好き」という気持ちだけで音楽を聴いている

ちゃんと説明できるようになるため、もう1回お勉強しようか？

という心構えはまだ、6割くらい…かな？

残りの4割は「今後の暮らしの心配」があるから、何せ手放しに

音楽、芸術へと向かえない　一途になれない

「仕事も大事」というバイアスが本当に妨げになる…ここをどうしようか？

藤倉さんみたいに暮らしは作曲によってのみ成すライフスタイルにも注目

作曲する時間を確保するため、教える仕事もあまりなさろうとしない

作曲家が作曲に専念できる社会基盤ということを国内でも考えてみるといいでしょうね

そういう意味でスペインみたいにベーシックインカムみたいなことが

（例えば5年間限定とかであっても）導入されて、経済の心配はしばらく

しなくていいよ、という状況にみんながなれば、音楽家も増えそうだし

本番も増えるから、ファンも増えて文化が栄えるのか…なるほど…

ロックダウンの反動も追い風になりそう（みんな、コンサートを待ち望んでいる）

ま、6割の心構えでもいい、その灯火が今だけの突発的なものじゃなく

20〜30年以上持続できるなら、ね…今からでもね、学者じゃなくて愛好家でも

途中、5年後なんかに全力投球できる環境が出来上がっているかもしれないから

不確定な今だからなおさら

今はとりあえず6割の心構えで

レースと同じ！オーバーランしない！ダッシュもしない！ピークはまだ！

6割の心構え、これはれっきとしたペース配分です！笑！

不確定な社会って不安と言えば不安だけど

変化する、しかも大きな変化って考えるとそれはチャンスに変換できるもの！

立場の逆転みたいなことがいともたやすく起こるんでしょうか？！

芸術家の社会的地位の変化にも目が離せない

それこそ、今回は全世界に均等にチャンスが訪れてるよね…