美意識や感性って…
毎年、春に走っている瀬戸内アイランドトレイルの会場
県民の浜
「こんなバッグにしてほしいの…」が私の夢でした
レースコース整備の際、島のお偉いさんがアフリカで大活躍をされたお話を聞き
「あ!私にもアフリカに住んでるお友だちがいたー!」
その彼女に「わがまま」を聞いてもらってできたのがこちらのバッグ
---------------------------------------------------------------------
さて、ちまたではJPY紙幣のデザインが新しくなるとのニュースで持ちきり
新一万円札には「渋沢栄一氏」との由…
財閥にしようと思えばできたのに「公益最優先」で
学校を作ったり、証券取引所を作ったりしたお方…
そのニュースに感化され、帰途、図書館で彼のお孫さまにあたる
鮫島純子さんの御本を借りられるだけ借りて帰宅…
さっきまで目を皿にして読んでいたけれど
まだ数冊、残ってる…
彼女は我が父と同年代、大正生まれ
なんか、幼い頃、我が家で厳しく父から言い聞かされたことが
妙に分かってきた…
---------------------------------------------------------------------
私は子どもの頃から欧米に憧れて、英語のお勉強が大好きで…
なのにここ6,7年くらいアフリカが気になってたまらない!
そんな中、たまたま、エチオピアでバッグを作っている彼女に出会い(4年前)
知れば知るほどアフリカに魅了され…
まだたどり着いてはいないけれど
毎日、夢を追って追っていくにつれ
少しずつアフリカに近づいているような気分になってきました…
心は北米、アフリカと止まることなく旅をするのだけど
私の中で「美しいものは何だろう?」とふと立ち止まって考えると
なぜか思いつくもの、すべてが「日本」
新一万円札→渋沢栄一氏→鮫島純子さん
この流れの中、感じたことは
「美意識、感性って世代を超えて受け継がれるものなのかも…」
私利私欲を捨て、公益最優先に天寿を全うした渋沢栄一氏
なにがあっても、ありがとう…とすべての経験を昇華した鮫島純子さん
この精神文化を「素敵」と共感する私自身の感受性、バリバリの日本人じゃん…
外国語を学ぶことはその言語圏の文化、価値観を理解すること
今回の私のように心だけすっかりアフリカへ飛んで
めぐりめぐって日本を知ることが本質的な幸せなのかもと思ったなぁ…