明治神宮
東京へ行くと毎回必ず明治神宮へお参り(お店が空いてない朝…)
小学生の頃、父が連れて行ってくれたのが初めてでした
秋、たぶん11月で学校を休んで行ったと思います
父は教育熱心な父だったと思いますがこうして父と旅行することが学校の授業より大事と思う限り
惜しみなく東京へ連れて行ってくれました(叔父もいましたし)
教室で教わること、特に日本史を実感したのが東京
ちなみに小学校の理科、天体の勉強は塾の送迎で信号待ち、父と月や星を見て「なるほど!」
新宿の高層ビルで大きな夕陽を見て、叔父が「あの方向に広島がある!」と
父も叔父も「教えよう」とは思ってなかったでしょう
明治神宮の本殿のお参りを済ませた後(当時)
「Bennie、お守りをひとつ買ってあげるからひとつ選べ!」
「お父さん、これ!」
「すみません、これは何のお守りですか?」「安産のお守りです!」
「これは…大人になったら買うからそれにしよう、ね?」
父が選んでくれたのは学業のお守りでした
それまで学校の成績に無頓着だった私はそのお守りをきっかけに「勉学に励む」「お勉強を頑張る」ことが
我が家でかくも高く評価されることを知り、だんだんお勉強が好きになりました
それが高じて「中学受験する!」とか
国費で東海岸の大学で2つの修士をとったいとこに憧れ
「お父さん、Bennieも大きくなったらアメリカに行っておにいさまと同じ大学に留学する!」
このおねだりは父にとってうれしい反面、結果的には父を困らせ、寂しい思いをさせることになりました…
ここ10年くらいはこの明治神宮の森が大好きで(子どもの頃は興味がなかった)
ゆっくり歩いているだけでとても清々しい気分になれます
今は愛車で明治神宮の交通安全のお守りとともに通勤…
つづく…