英語で正客 〜裏千家茶道〜
![](https://static.wixstatic.com/media/d14d79_d62f6e51824c4b83ad40e689c68c1356~mv2_d_4032_3024_s_4_2.jpg/v1/fill/w_980,h_735,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/d14d79_d62f6e51824c4b83ad40e689c68c1356~mv2_d_4032_3024_s_4_2.jpg)
フィリピン人受入れプログラムの中で裏千家の茶道部のみなさまのご協力で
お茶席を設けていただきました
私は「正客」(事前にものすごく緊張…若い頃、苦手だったものですから…)
さすがに和服を着る余裕はありませんでしたが(他のプログラムも全てが私…)
少し丈の長いグレーの大人しめのドレス(正座した時、ちゃんと膝が隠れるよう)&
白い足袋ソックス(100均にあった!)
(足の指の骨にヒビ…正座、できない…涙)
お道具を簡単に説明した後、お軸「和敬清寂」を英訳(千利休の理念です)
その後はあまり通訳することはなく、むしろ、お菓子、お茶のいただき方のお手本を見せる感じでした
部長の子グマとはアイコンタクトのみのコミュニケーションでお茶席を進行
その「何もしゃべらない」空間がまさに和敬清寂で沈黙の間が私にはとてつもなく美しく思えました
そして日本人に生まれたことがこの上なくありがたく、和敬清寂、これこそ今の私(業務に追われてピリピリしている!)が求めていたもの…と痛感しました
他人は私のことを「変な外人」呼ばわりしますが、この和敬清寂をappreciateする私は日本人以外の何物でもないことを確信し、もっと自信と誇りを持っていこうと思います
お茶席は2回しましたが茶道部のみなさまの準備がよかったおかげで大成功!
事前に参考図書を送ってくださり、忍耐強くご指導くださったK先生にも感謝しております
![](https://static.wixstatic.com/media/d14d79_3079b2bff9b74fabbc8e5f04aa5dc900~mv2_d_4032_3024_s_4_2.jpg/v1/fill/w_980,h_735,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/d14d79_3079b2bff9b74fabbc8e5f04aa5dc900~mv2_d_4032_3024_s_4_2.jpg)
留学生も喜んでくれたようで何より!
フィリピンの方々は裏千家のほか、上田宗箇流のお茶席もありました
背後でお城のじいじが裏千家と上田宗箇流の違いを英語でフィリピンの先生方に例の居酒屋で
こんこんとご説明くださったことが私だけでなく上田宗箇流担当の子グマの助けになりました
ありがとうございます、先生!
簡単に申しますと裏千家= Female, 上田宗箇流=Manlyだそうです
お茶室は写真撮影禁止なので代わりに英國アフタヌーンティーの写真
(撮影禁止というところもいかにも日本の隠す文化を象徴しているみたい…)